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重ね正月(一夜正月)

 
2月1日は、
「重ね正月」(かさねしょうがつ)
もしくは
「一夜正月」(いちやしょうがつ)とも言われ、
厄年 (やくどし) の人は、
無事に厄年 (やくどし) を済ませるために、
2月1日を「正月」と見なして
「正月」と同じやり方で祝い、
「年重ね」をする習慣です。
 

 
「数え年」では、
「正月」を迎えると年齢が変わります。
 
数え年とは
「数え年」は、生まれた日を1歳として、
お正月を迎える度に年を一つ重ねる数え方です。
今、私達が採用している「満年齢」の場合、
令和5(2023)年12月31日に生まれた人は、
誕生から1年間は「0歳」、
翌令和6(2024)年12月31日に「1歳」となります。
一方「数え年」では、
正月を迎える度に年を一つ重ねるので、
令和5(2023)年の元旦である翌日には「2歳」、
そして誕生日の翌日の令和6(2024)年の元旦には
もう3歳になってしまいます。
 
 
2月1日は「正月」後、
最初の朔日(ついたち)であることから、
厄年の人が「年重ね」(としかさね)と称して、
この日を2回目の「元日」として
仮にひとつ歳をとらせることで、
本来ならば、向こう1年続くはずの厄年を
たった1カ月で終わらせ、
忌み嫌われる「厄年」を
早くやり過ごそうとするのです。
 
 
なお「厄年」(数え年)は
女性:4歳、19歳、33歳、61歳
男性:4歳、25歳、42歳、61歳
 
 
特に要注意とされる「大厄」 は、
女性 :33歳
男性 :42歳
 
なぜこの年齢が大厄なのかは、諸説あります。
 

linderabella.hatenadiary.com