うまずたゆまず

コツコツと

若餅(わかもち)

 

新年を迎えてから
「正月三が日」の間に搗く餅を
「若餅」(わかもち) と言います。
 
正月用の餅は、年末に搗いてしまいます。
そのため、正月になってから搗く餅には、
正月を祝う若潮、若松、若水などと同様に、
「若」がつきます。
 
ところで、福島県や静岡県、新潟県では、
「若餅」(わかもち) といえば、
いずれも1月15日の「小正月」を迎えるに際し、13日か14日に搗く餅のことを言います。
そしてこの「若餅」で花餅を作って竹に差し、
石臼 (いしうす) の一方に括り付け、
もう一方には、「繭玉」(まゆだま) をつけ、
1月18日まで飾っておきました。