うまずたゆまず

コツコツと

棚探し(たなさがし)

 

1月4日に、「正月三が日」の供物を全て下げ、
雑炊などにして食べる行事を
「棚探し」(たなさがし) と言いました。
 

 
単に供物を片付ける意味だけではなく、
正月気分に区切りをつける意味で
行われました。
 
正月の他、「小正月」にもう一度行う地域や、
「福沸」(ふくわかし) と呼んで、
お供えしていた餅を下げて、
「雑煮」にする地域もあるそうです。
 
 
ただ現在では、この行事もあまり見かけなく
なってしまいました。
 
但し現在でも、神棚の奥の方にお金を置いて、
その家の長男が手を伸ばしてお金を探す
「棚探し」という行事が行われている所も
あるそうです。