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コツコツと

3月3日は「耳の日」「国際耳の日」「耳かきの日」です。

 
 

耳の日

昭和31(1956)年に制定
3月3日は「耳の日」です。
「難聴と言語障害を持つ人々の悩みを
 少しでも解決したいという」という想いから
昭和31(1956)年に「日本耳鼻咽喉科学会」が
制定しました。
 
 
日本耳鼻咽喉科学会」を中心に、
毎年この日には、全国各地で
耳に関する相談や
健康な耳の大切さを知ってもらうための
様々な活動が行われています。
 
 
日付は「み(3)み(3)」の
語呂合わせから決定しました。
またこの日は、電話の発明者で、
聾唖教育の第一人者ででもあった
グラハム・ベルの誕生日でもあり、
三重苦のヘレン・ケラーに
サリバン女史が指導を始めた日 (?)
でもあるそうです。
 
 
関連する記念日・1
6月6日「補聴器の日」
 
6月6日は「補聴器の日」です。
平成11(1999)年に
補聴器販売店の団体「日本補聴器販売店協会」と
補聴器メーカーの団体「日本補聴器工業会」が
「補聴器」という言葉を
もっと一般の人々に知ってもらい、
馴染んでもらいたいという
思いから制定した記念日です。
 
 
6月6日に制定した理由には次のようなものが
あります。
・「6」を2つ向かい合わせにすると、
 両耳の穴のような形に見える
・聞こえの弱った耳に、
 「補聴器」という”聞こえ”を補う
 もう一つの耳を付けることから、
 3月3日(耳の日)×2=6月6日という意味で
・6月6日の数字の片方を裏返すと
 「6」と「∂」と両耳の穴のような形になる
・ゾロ目で大変覚えやすい
 
関連する記念日・2
9月9日「人工内耳の日」
 
9月9日は「人工内耳の日」です。
令和5(2023)年に人工内耳友の会の
ACITA(あした)」が制定しました。
 
日付は、3月3日「耳の日」、
6月6日「補聴器の日」に続き、
更に”聞こえ”がステップアップされることを願い
9月9日を「人工内耳の日」に定めました。
 

国際耳の日

またこの日は日本だけでなく
世界的な「耳」の記念日でもあります。
昭和31(1956)年の「耳の日」設定の
約50年後の2007年に
WHOが3月3日を
「International ear care day (国際耳の日) 」
とすることを宣言しました。
(2016年に「World Hearing Day」変更)
 

耳かきの日

 
「耳かきの日」は、
耳かき具トップメーカーの
「レーベン販売」が制定しました。
 
 
ただ、耳かき中における事故が
多々あるので、ご注意下さい。
 
東京消防庁管内では、
令和2年から令和6年までの過去5年間に
耳掃除をしていて受傷した事故により、
211人が救急搬送され、
そのうち0歳から4歳が63人で、
他の年齢層に比べて突出して多くなっています。
 
 
事故原因で最も多かったのは、
耳かき棒等を「自分で奥に入れすぎた」です。
また耳かき中に人やモノ(動物を含む)に
接触した・接触されたことにより受傷した事故も
多く発生しています
 
東京消防庁では、事故を防ぐために次のようなことを注意喚起しています。
・綿棒や耳かき棒を
 耳の奥まで入れ過ぎないように
 しましょう。
・こどもの耳掃除をする際には、
 急に動いたりしないよう
 声をかけておきましょう。
・乳幼児のいる家庭では、
 綿棒や耳かき棒を
 乳幼児の手が届くところに
 置かないようにしましょう。
・耳掃除をしている時は
 周囲の状況にも注意しましょう。
 こどもやペットがぶつかってくる
 かもしれません。
・耳垢が取りづらい時などは、
 耳鼻咽喉科等の受診を
 考慮しましょう。
 

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