うまずたゆまず

コツコツと

七十二候「梅子黄」

「うめのみきばむ」と読みます。
 

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青々と大きく実った梅の実が、
黄色く色付き熟し始める頃となりました。
 
「梅雨」は「梅の実が熟す頃の雨」なので
そう呼ばれるようになったと言われており、
梅雨時である陰暦5月を
「梅の色月」と美しく言い表した言葉もあります。
 

 
 

梅の効用

 
ジメジメとした梅雨に入り、身体の免疫力が落ちるこの時期、
クエン酸が豊富で疲労回復、食欲増進の作用がある梅干しは、
昔から「梅は三毒を断ち、その日の難を逃れる」と言い、
朝夕に梅干しを1個食べれば健康を保てるとされてきました。
殺菌作用も強いので、食中毒の予防にも役立ちます。
 
平安時代に宮中医官を務めた鍼博士・丹波康頼が撰した、
日本に現存する最古の医学書『医心方』(いしんぼう)には、
「梅干しの効用」が取り上げられています。
梅干しが重宝されるようになったのは鎌倉時代あたりからで、
戦国武将にとっては今のような「おかず」ではなく、
貴重な薬とされていたようです。
庶民の食卓にも登場するようになるのは、
江戸時代になってからでした。
 
 
梅雨の時期に収穫期を迎える「梅」は、
生で食べられることはなく、ほとんどが加工されます。
生で食べないのは、未熟な梅には
「アミグダリン(青酸配糖体)」という有害物質が含まれているからです。
青梅を食べると酵素によって分解されて「青酸」に変わるので、
下痢や青酸による中毒を起こすことがあるからです。
ただ、完熟した梅や、梅干し・梅酒などの加工した梅は、
「アミグダリン」が分解されて減っているので、
中毒の心配はありません。
熟す前の青く硬く酸味が強い「青梅」は梅酒や甘露煮、梅シロップに、
熟して黄色く色づいた甘く、柔らかい「完熟梅」は
梅干しや梅酒、梅ジャムにシロップにして、どんどんいただきましょう。
 
 

梅シロップを作る

 
 
一番手軽で、始めやすいのが「梅シロップ」です。
水、炭酸水、牛乳など好みのもので割って楽しんだり、
かき氷のみつとして使ったりと、
爽やかで香りよく美味しい梅シロップを作って、楽しんで下さい。
 
梅シロップの材料
(作りやすい分量)
  • 青梅 :1kg
  • 氷砂糖:1kg
  • 保存瓶:3~4L容量のもの

 

梅シロップから梅ジュースを作る

梅と保存瓶の下処理
梅の黒いヘタを1つずつ取り除きます。
全て取り除けたら、ボウルなどに移して梅を洗って水気を切ります。
更にキレイな布巾を使って1個ずつ梅の水気を拭き取ります。
ヘタの部分にも布巾を入れて水気を切り、
拭いた梅はバットやざるに移します。
 ※ 時間に余裕があれば、日の当たらないところ、埃が少ないところで
   更に1~2時間ほど乾かすとよいようです。
 
瓶はキレイに洗った後、熱湯で殺菌してよく乾かしておきましょう。
 ※ 保存瓶にいきなり熱湯をかけるとガラスが割れてしまうことがあるため、
   60~70℃くらいのお湯で一度ビンを温めてから、熱湯をかけるとよいです。
 
梅ジュースの作り方
下処理をした青梅を、保存瓶の中で氷砂糖と交互に入れるだけです。
保存瓶は日の当たらない冷暗所においておきましょう。
梅シロップは1日に2~3回、瓶をクルクルと傾け、
梅全体に溶けた蜜がまわるように混ぜてください。
10日位経ったら、少し淡い風味ですが梅ジュースを楽しめます。
2~3週間位経つと、
しっかり風味の出た梅ジュースを楽しむことが出来ます。
 

   

 

梅シロップから梅を取り出すタイミング

梅は、長く入れたままにしておくと梅の渋みが多少出るため、
途中で梅を取り出す必要があります。
1か月半、45日位経つと、梅シロップはほのかに色がついてきます。
そのくらいになったら、清潔な穴杓子などを使って梅の実を取り出し、
シロップだけにするとよいです。
そして、保存瓶のままでは場所をとるので、
清潔な小ぶりのガラス製などの容器に移して、
冷蔵庫に入れて保存して下さい。
冷蔵庫なら1年ほど楽しめます。
 
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