「かわずはじめてなく」と
読みます。
読みます。
カエルが鳴き始め、元気に動き回る頃です。
いよいよ田植えの準備が始まり、
代掻き(しろかき)や畦塗り(あぜぬり)の
季節に入りました。
田んぼに水が引かれると
冬眠から目覚めたカエル達は早速、
卵を産みにやってきます。
里山の田んぼ周辺に住む
日本固有のカエルは約7種類。
これらのカエルは上手い具合に、
種類によって産卵の時期がズレていて、
同じ田んぼでも
たくさんの種類のオタマジャクシが
争わないようになっています。
まだ寒い2月には
「ヤマアカガエル」「ニホンアカガエル」が、
田植えの頃には「シュレーゲルアオガエル」、
その後が、
「ダルマガエル」や「アマガエル」が
産卵をし始めます。
このように、
カエルは水の中で産卵し、
赤ちゃんが育つ環境も水の中なのですが、
大人のカエルに育つと陸に上がり、
陸で生活するものが多いのです。