よりどりみどり~好き三昧~

色々やってます。

建御名方神(たけみなかたのかみ)

出雲の国譲りの時に、武の神・建御雷神に果敢にも挑み、
諏訪の地に封じ込められてしまった神。
このため、劣勢の状況でも容易には屈しない、強い武威を示す神とも言え、
敗北を喫した神でありながらも「日本三軍神」に入り、
武田信玄を始めとする戦国武将にも崇敬されました。
 
 

日本の三軍神

「国譲り」を求めるために、
天照大御神高御産巣日神らによって派遣された
御雷(たけみかづちのかみ)と天鳥船神(あめのとりふね)
大国主神御子神事代主神からまず恭順の意を示されますが、
大国主神は次に建御名方神(たけみなかたのかみ)が答えると訴えます。
 
建御名方神は、千人がかりで動かす大岩「千引の石」を
軽々と持ち上げる程の剛力の持ち主で、
御雷神に力競べを申し出、建御雷神の手を掴もうとしました。
ところが、建御雷神の手はたちまち氷や剣に変化じ、
更に建御雷神は、恐れをなした建御名方神の手を若葦のように握り潰して、
放り投げます。
建御名方神は逃げ出しますが、科野国の州羽海(すわのうみ)まで追い詰めて、
建御名方神を殺そうとしました。
すると建御名方神は、
その地から出ない旨と、大国主神事代主神に背かない旨、
葦原中国天津神の御子に奉る旨を約束しました。
 
<日本の三軍神>
 
こうして「国譲り」は完了しました。
この建御名方神と建御雷神の力比べが相撲の起源になり、
現在でも相撲界では、諏訪大社の信仰が篤いです。
 

沼名河比売命

建御名方神の母神は「沼名河比売命」です。
大国主神と結婚し、建御名方神も誕生して、
高志で幸せな時を過ごしていましたが、
ある日出雲にいる事代主神から
大国主神の父・須佐之男命が亡くなりました。
 直ぐに出雲へお戻り下さい」という知らせが届きます。
大国主神は高志を建御名方神に任せて、
沼名河比売命を連れて出雲に帰ろうとしましたが、
沼名河比売命は大国主神の他の妻の嫉妬を恐れて出雲へ行くのを嫌がり、脱出。
建御名方神は母のために別に宮殿を造り、
沼名河比売命はそこで、穏やかに天寿を全うしたと言われています。
 

五穀豊穣の神

建御名方神の「御名方」(みなかた)は「水潟」で
「水のある干潟」などの神様であることも意味しています。
「方」は農具、
「水潟」という水田のことを意味する名前が音に込められていることから、
「五穀豊穣の神様」としても知られています。 
 

別称

  • 古事記』と『先代旧事本紀』では建御名方神(たけみなかたのかみ)、『日本書紀』以外の国史では南方刀美神(みなかたとみのかみ)、御名方富命神、建御名方富命(たけみなかたとみのみこと)、健御名方富命等とも表記される[1]。建御名方命(たけみなかたのみこと)、武御名方命、健御名方刀美神、武南方富命、武南方神、武御名方主命、御名方刀美命等という表記を用いる文献や神社もみられる。 諏訪大社(長野県諏訪市ほか)の祭神として祀られていることから、諏訪神、諏訪明神諏訪大明神、諏訪南宮法性上下大明神、お諏訪さま等とも呼ばれる。
 

神格

  • 狩猟神
  • 農耕神
  • 軍神
  • 五穀豊穣の神
 

ご利益(神徳)

  • 五穀豊穣
  • 国土安穏
  • 盛業繁栄
  • 交通安全
  • 開運長寿
  • 武運長久
 

お祀りする神社

f:id:linderabella:20210226164459j:plain

 

トップに戻る