うまずたゆまず

コツコツと

禍津日神(まがつひのかみ)

黄泉国から生還した伊邪那岐命が禊を行った際、
その穢れから生まれた
八十禍津日神(やそまがつひのかみ)と「大禍津日神(おほまがつひのかみ)
合わせて「禍津日神(まがつひのかみ)と言います。
 
 
 

災いの神

命からがら黄泉国から生還した伊邪那岐命が地上に戻ると、
まだ夜明け前でした。
黄泉の国の死臭が取れずに気になったので、穢れを落とすために
竺紫(つくし)の日向(ひむか)の橘の小門(をど)の阿波岐原(あはきはら)
[現在の宮崎県宮崎市阿波岐原町]で禊を行いました。
 
「上流は流れが速い、下流は流れが弱い」と言って、
中流に潜って身を清めた時生まれたのが
八十禍津日神(やそまがつひのかみ)と大禍津日神(おほまがつひのかみ)の二柱で、
合わせて「禍津日神(まがつひのかみ)と言います。
 
「禍」(まが)は「曲がっている」ことで、これから転じて「災厄」となり、
「津」(つ)は助詞であり、「日」(ひ)は神霊の意味があると言われており、
これらを組み合わせることで「災厄の神」という意味となります。
 
八十禍津日神(やそまがつひのかみ)と「大禍津日神(おほまがつひのかみ)とは、
いずれも死の穢れが集積した神霊であり、
世の中のあらゆる災いはこの神の働きによって生じるとされました。
但し、正しく祀れば逆に災厄を払ってくれる善神にもなるとも信じられました。
 
大祓詞(おおはらえのことば)に登場する瀬織津姫と同一視する説もあります。
 
 

別名

 

ご利益(神徳)

  • 厄除け
 

伝承地

 瀬織津姫との関係によっては日本各地に点在
 

お祀りする神社

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