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鹿屋野比売神(かやのひめのかみ)

「鹿屋」は、薄や茅、菅など屋根葺きに用いられる草のことで、
草の生い茂る野の女神です。
山の神「大山津見神」とともに山野を司り、なだらかな山裾の野を治め、
4対8神ををお産みになりました。
 
 

野の神

伊邪那岐伊邪那美家宅六神(家に関する神々)をご出産され後に、
森羅万象の神々をお産みになります。
海の神である「大綿津見神」や山と海の神である「大山津見神」など
様々な自然神が産まれ、鹿屋野比売神は草の神様としてご誕生されました。
大地の神様、霧の神様、峡谷の神様、山で人を惑わす神様をお産みになりました。
 

灌漑用水の神

三重県伊勢市豊受大神宮(外宮)の摂社に「清野井庭神社」があり、
祭神は「草野姫命」で、灌漑用水の神として祀られています。
 

漬物の神

愛知県あま市にある古社「萱津神社」では、
日本で唯一の「漬物の神」として祀られています。
漬物は「お新香」とか、「香の物」言われています。元々は「神の物」でした。
 

たばこの神

茨城県にある加波山神社末社に「たばこ神社」があり、
「草野姫命」が主祭神として祀られています。
そもそも鹿屋野比売神は、野に茂る植物全般を司る神ですから、
勿論タバコにも宿っています。
全国に20数社の「たばこ神社」が存在しますが、
祭神は宇迦之御魂神だったり菅原道真公だったりします。
 

神名

  • 鹿屋野比売神(かやのひめのかみ)・・・古事記
  • 野椎神   (のづち)     ・・・古事記 ⇨ 野の精霊
  • 草祖草野姫(くさのおやかやのひめ) ・・日本書紀
  • 野槌(のづち)      ・・・・・・日本書紀における
 

別名

  • 草野姫命
 

ご利益(神徳)

  • 屋根の神(これが本来の神格)
  • 草の神 (発展形の神格)
  • 生命の神(茅の繁殖力を神格化)
  • 灌漑用水の神
  • 漬物の神
  • たばこの神
 

鹿屋野比売神の伝承地

 

お祀りする神社

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