うまずたゆまず

コツコツと

七十二候「草木萌動」

「そうもくほうどう」と読みます。
 
新しい命が一斉に芽生え始める頃です。
冬の間に蓄えていた生命の息吹が外へ現れて出て来て、
木の芽は綻び、地面からは草の芽が一斉に顔を出します。
 
「萌動」とは草木が芽吹くことで、
物事の起こる兆候が現れるいう意味です。
草の芽が萌え出すことを
「草萌え」(くさもえ)または「下萌え」(くさもえ)と言います。
 

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春の訪れを感じさせる野菜と言えば「菜の花」。
香りがよく、独特のほろ苦さを持つ「菜の花」の旬は2月から3月です。
 
一般的に「菜の花」と言うと、春に咲く黄色い花を思い浮かべますが、
実は菜の花はアブラナ科の黄色い花の総称で、
1種だけを限定する名称ではありません。
「観賞用」の他、菜種油用の「ナタネ」、食用の「なばな」があり、
それぞれ品種が異なります。
 
 
食用の「なばな」は「和種」(在来)と「西洋種」の2タイプに分けられ、
「和種」は花茎と蕾と葉を利用し、「西洋種」は主に花茎と葉を食べます。
なお、川沿いの土手などに咲いている野生のものは、
西洋アブナラの近縁の「西洋カラシナ」であることが多いようです。
 
全国で生産されていますが、約60%を千葉県産が占めており、
次いで徳島県、香川県、高知県などの四国で多く作られています。
また、京都の「花菜」はブランド京野菜として知られ、
主に、長岡京市などで作られています。
 
「なばな」はとても栄養価の高い緑黄色野菜です。
「ビタミンC」はホウレン草の3倍、ニラの約5倍含まれています。
「鉄分」も豊富でニラの約4倍、
「カルシウム」はホウレン草の3倍も含まれています。
 
その他、
「カリウム」は体内の塩分バランスを保ち、高血圧の予防や治療に有効ですし、
「食物繊維」など豊富な栄養素もバランスよく含んでいます。
 
「なばな」はハウス栽培により年中出回っていますが、
春先に出回る菜の花は、一番栄養価が高く季節を感じる事の出来る野菜です。

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