うまずたゆまず

コツコツと

紅葉狩り(もみじがり)

f:id:linderabella:20201022174112j:plain

 
 
赤や黄色に色づく紅葉を眺めに、山野や警告へ散策に出掛ける「紅葉狩り」。
日本各地に紅葉が美しい名所があり、
秋になるとそれらのスポットには、紅葉狩りを楽しむ人々が大勢訪れます。
 
 
紅葉狩り」をする習慣は、
奈良時代平安時代に貴族の間で始まったと言われています。
万葉集』の中にも「紅葉」や「黄葉」(もみち)という言葉が出てきます。
 
平安時代に入っても
平安貴族達は桜や藤など、様々な季節の花を愛でましたが、
紅葉狩りはメジャーな行事ではなかったとされています。
平安時代は邸宅内に桜などは植えられていましたが、
紅葉はわざわざ山へ出掛けて行かなければならなかったこともありますが、 
当時の人々は、紅葉の赤に無常(人生のはかなさ)を感じ、
やがて訪れる冬の寂しさや、
紅葉した後に散る葉に我が身を重ねていたとも言われています。
 
 
この貴族の間で始まった「紅葉狩り」は、
江戸時代中期になると、庶民に広まりました。
ちょうどこの頃、伊勢神宮へお参りする「伊勢講」(いせこう)
「熊野詣」(くまのもうで)などの影響で庶民の間で旅行が流行しました。
この旅行ブームの火付け役となったのが
「都名勝図会」など名所を案内する本です。
 
そしてこれらの名所案内本が紅葉の名所を紹介したところ、
たちまちそこに人が押し寄せ、真っ赤に染まった紅葉を眺めながら、
お弁当やお酒を持ち込んでワイワイ盛り上がったそうです。
 
 
 
 
 
 

f:id:linderabella:20201227114520j:plain