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鷽替え神事(うそかえしんじ)

「初天神」の日には、
「鷽替えの神事」(うそかえのしんじ)が行われます。
 
「鷽替え」は、太宰府天満宮が発祥と言われています。
 
1月7日の夕方酉の刻(午後6時)に、
「替えましょ、替えましょ」の掛け声のもと、
参拝者が手にした「木うそ」をお互いに交換し合います。
 
「嘘」に通じることから、
これまでの災いや凶事を嘘にして
今年の吉に取り替えるという意味があります。
 
菅公は「学問、出世の神様」として有名であると同時に
「正直の神様」、無実の罪を清める「雪冤の神様」としても有名で、
嘘の罪滅ぼしを天神様へ祈願する信仰がありました。
 
一方で菅公が愛し、
神社の紋にもなっている梅の木と縁の深い鳥で
「鷽鳥」(うそどり)という実在の鳥が存在します。
 
「鷽鳥」はスズメ目アトリ科で、大きさはスズメより少し大きいくらい。
頭と尾が黒く、背や腹はグレーとシックですが、
オスは喉もとが美しい紅色をしています。
 
「ウソ」という名前は、口笛を意味する古語からきていると言われています。
鳴き声が口笛のように聞こえるからだそうです。

そんな「鷽鳥」の名が「嘘」に通じることから、
過去一年間に自分のついた嘘を鷽鳥に託し、
「初天神」で罪滅ぼしを行おうと、「うそ替え神事」が生まれました。

東京都江東区亀戸にある「亀戸天神社」では
毎年1月24、25、「鷽替えの神事」が行われます。
 
 

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