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初薬師

「薬師如来」は、
正式名を「薬師瑠璃光如来」(やくしるりこうにょらい)と言います。 
病気を平癒し、身心の健康を守って下さる現世利益の仏様として、
日本中に信仰が広まりました。
 
サンスクリット語名は、「バーイシャジヤグル」です。
「バーイシャジヤ」は「医薬、医療」、
「グル」は「導師、指導者」の意味で、
合わせて、「医薬の導師」「医療の指導者」です。
 
薬師如来は、「薬壺」(やっこ)を左手に持っており、
右手の薬指を前に出しています。 
「薬壷」の中には、
体の病、心の病、社会の病を全て治してしまう霊妙なる薬が
入っています。 
 
薬師如来の特徴は、
阿弥陀如来のように死んだ後に安らぎを与えるのではなく、
現世に安らぎを与えてくれるという点です。
 
<ご利益>
 病気治癒(特に目病)、健康長寿、災難除去、安産祈願、現世利益
 
 
正月8日は、新年初めての薬師の縁日です。
薬師は病を癒すと言われ、信仰されていますが、
元旦にお参りすると、平常の三千日分のご利益が言われています。
薬師如来を信仰し、念誦する法会である「薬師講」が8日に開かれるので、
縁日が8日になったと推測されています。 

    

<薬師如来真言> オン・コロコロ・センダリ・マトウギ・ソワカ
 
 
徳川幕府を開いた徳川家康は、家康の両親は薬師信仰に篤く、
峰の薬師(三河の鳳来寺)に祈願して生まれたことから、
薬師如来の生まれ変わりだと言われています。
 
天海大僧正(天台宗)の働きもあって、
朝廷から「東照大権現」の神号が下され、
天台宗系の「山王一実神道」によって「日光東照宮」に祭祀されましたが、
薬師如来が本地仏となっています。
 
「東照大権現」(とうしょうだいごんげん)とは、
「東に照る(東方薬師瑠璃光)如来が権りに現れた神」という意味です。
 
  • 薬師寺 (奈良県)      :「初薬師縁日・大般若経転読法要」
  • 一畑薬師(島根県出雲市)   :例月祭「ようかさん」、「開運星まつり」
  • 新井薬師梅照院(東京都中野区):「初薬師開運セール」薬師あいロード商店街
  • 日向薬師(神奈川県伊勢原市) :本尊ご開帳、「薬師粥」の振る舞いがある。
 
 

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