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初寅(はつとら)

「初寅」(はつとら)は、年の初めの「寅の日」のことを言います。
 

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「寅の日」を縁日とする毘沙門天(びしゃもんてん)は、
招福と勝負、鬼門を守護する神であり、特に「初寅の日」を重んじます。
 
この日には、護摩法要が行われ、福徳成就、商売繁盛、家内安全が祈願され、
「魔除けの福笹」の授与や、甘酒の無料接待などがあります。
  
 

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毘沙門天」の守護方位は、「北」=「子」(ね)の方位です。
「子」(ね)が十二支の初め(第一番目)であることと、
毘沙門天」が「財宝を施す神」=「施財天」とも言われることに
由来します。
 

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「初寅」は季語にもなっています。
 
  • はつとらの威をかるや雨もふる狐    季吟 「山の井」
  • 初寅や道々匂ふ梅の花         言水 「前後園」
  • 初寅や院々はまだ雪籠         月居 「発句題叢」
  • 花さかば告げよ尾上の畚おろし     其角 「五元集」
  • 初寅や桜寂しき鞍馬寺         芝友 「親類題発句集」
  • 初寅や欲つらあかき山おろし      太祗 「太祇句選」
 
 

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