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寒の水(かんのみず)

「小寒」と「大寒」の間の水のことです。
 
一年で最も寒いこの時期に汲む水は、霊力があるとされてきました。
質が最も良く、柔らかな味で、雑菌が少なく腐らないと言われ、
味噌や醤油に酒造り(寒仕込み)、鍛冶の焼き入れなどに重宝されてきました。
 
また、薬として飲んだり、寒の水で米を炊いたり、
搗いた餅は「寒餅」と言って健康に良いとされています。
 
修行に打ち込む人は、
この期間中に水をかぶり水垢離(みずごり)をしたり、
滝に打たれたりする荒行を行いました。
 
このように、寒の水に触れると霊力が授かるという信仰が、
いろいろ変化して現代にまで伝わり、
「寒中水泳」とか「寒稽古」などといった行事が各所で行われています。  
 
 
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