うまずたゆまず

コツコツと

大師講

冬至前後の、旧暦11月23日の夜から24日にかけて、
家々で小豆粥や団子を作って供える、「大師講」という慣習があります。
 
24日は天台宗の開祖・伝教大師最澄)の忌日なのでそのゆかりの行事とか、
弘法大師空海)や、比叡山延暦寺の中興の祖・元三大師、
または聖徳太子を祀る行事とも言われています。
「大師講」にまつわる伝承が、上記の大師や太子と無関係なものが多く見られるため、
もとも古い時代の神事の名残では、という説もあります。
 
 
大師講は「霜月二十三夜」という時期的なことから、
その年の新穀を祝う「新嘗祭」(にいなめさい)的な農耕儀礼だったのではとも
考えられています。
その際に迎える神はダイシ「大子」と書いて「おおいこ」、
つまり神の子ということから来たと言われ、
そうした「ダイシ信仰」が弘法大師の巡行伝説と結び付いたとも考えられています。