うまずたゆまず

コツコツと

二十四節気「小雪」

雨が雪に変わり始める頃です。
冬とは言え、まだ雪はさほど多くないという意味で、
冬の入口に当たります。
 
江戸時代に書かれた『暦便覧』(こよみびんらん)には、
「冷ゆるがこ故に雨も雪となりてくだるがゆへ也」
とあります。
「日が短くなり、空気が冷え、雨も雪になって降ってくる」という意味です。
 
陽射しが弱くなり紅葉が散り始める頃で、
イチョウや柑橘類は黄色く色づいてきます。
次第に冷え込みが厳しくなってきますので、
冬の備えは整えておきましょう。
 
お歳暮の準備をする目安にも。
 
 

 
 
「小雪」の頃になると、空気の乾燥が強くなってきます。
  • 口鼻の乾燥
  • 咽頭の痛みや渇き
  • 皮膚の乾燥
といった症状が現れやすくなります。
 
風邪やインフルエンザには「空気の乾燥」が大きく関わっています。
風邪やインフルエンザの原因はウイルスの感染によるものです。
これらのウイルスは水分を含んでいます。
湿度が十分に高ければ、
ウィルスは空気中の水分を取り込み、重くなるため、
長時間空気中に漂うことが出来ません。
 
 
一方、空気が乾燥した環境では、
水分が蒸発してウイルスが軽くなり、
比較的長い時間、空気中を漂う事が出来るようになります。
 
 
更に、冬の寒さで体温が下がると、
体の抵抗力が弱り、
空気中に浮遊しているウイルスが口や鼻から体内に侵入しやすくなり、
風邪やインフルエンザに罹りやすくなると考えられています。
特に、抵抗力が弱い子供やお年寄りはウイルスに感染しやすいです。
 
 
感染予防には、うがいやマスク、ワクチンの他、
部屋の適切な湿度と温度管理が大切です。
 
 
<乾燥対策>
1.湿度をこまめにチェック
   暖房を使うと室内の湿度は更に空気が乾燥します。
   湿度計などを使って、こまめにお部屋の湿度をチェックして
   適切な対策をすることが大切です。
   温度計と湿度計の一緒になった「温湿度計」には、
   絶対湿度を「乾燥指数」「インフルエンザ警告表示」呼んで表示する
   機器も普及し始めています。
   室内の湿度は50~60%を保つのがおススメです。
   湿度が40%を下回ると、ウイルスが浮遊しやすくなります。
 
 
2.適度な湿度でウィルスと結露を防ぐ
   加湿し過ぎると「結露」の原因になってしまいます。
   結露をそのまま放置しておくと、
   カビの原因になったり、家や家具を傷めたり、生活に悪影響を及ぼします。
   また、湿度70%以上になると
   過敏性肺臓炎と呼ぶアレルギー性の肺の病気を起こす人がいるそうです。
 
 
3.加湿器以外でお手軽に加湿
   加湿器を使う以外にもお手軽な方法があります。
   例えば、濡れたバスタオルや洗たく物を部屋干ししたり、
   ストーブの上にやかんを置くなども乾燥対策になります。
 
 
4.小型加湿器を活用
  寝室、子供部屋などスペースが限られた場所や、
  オフィスなど自分で湿度を調節しにくい場所での乾燥対策は、
  電気を使わない小型加湿器などを活用するもいいかもしれません。
 
 
 
その他、適度な湿度と温度を保つには、部屋の換気他、
うがいやマスクの着用、
水分をこまめにとるなどで口の中を潤すことも
大切です。
寒いからといってすぐに暖房機に頼るより、
着る服で調節するのもいいでしょう。

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